コーチングとは?

コーチングとは、対話という手段を使って、クライアントの夢や目標を明確にし、その達成を支援する人材開発、能力開発のスキルです。対話では、主にコーチからクライアントへ「質問」が投げかけられます。コーチがクライアントに適切な質問を繰り返すことで、クライアントが叶えたい目標は何なのか、その達成のためには何が必要で、どのように行動すればよいのか、クライアント自身が気づくよう促します。そして、クライアントが、自発的に、目標達成のために必要なマインドやスキルを身につけ、目標に近づけるよう支援を行います。

目的

ARALABOが提供するコーチングの目的は、対話を通してクライアントに「気づき」を与えることとエフィカシー(ゴール達成に対する自己評価)を高めることです。クライアントの「望む状態」や「本当の想い」「自分の可能性」といった本来持っていた、けど今は忘れている想いや考えや発想を、対話を重ねることで、意識上に起こします。また新たな発想や思考も、「気づき」として与えます。人は『経験に』よって自分の思考回路が作り上げられ、その思考回路は人生のあらゆる場面において無意識に無自覚に判断や決断を下しています。日常生活では、このような気づきを得ることは、なかなかありません。コーチと対話を重ねることで、徐々に思考が整理され、クライアントがコーチに言葉として伝えることで、これまで意識していなかった想いや考えに気づくことができる又は本来持っていた想いや考えを改めて認識することができます。また、コーチとの対話の中「エフィカシー」を高めることでクライアントのゴールへ向かっていけるようにサポートし、日常での個人パフォーマンスを上げ、周囲にも好影響を及ぼすように行動変容へと導きます。コーチングでは、この「気づき」を踏まえて、クライアント自身の「なりたい未来」に対して「どうすべきなのか」を対話を通じて、段階的に考えてもらいます。そして、クライアント自身で目標を設定し、目標達成に向けてどのように行動していくかを決めてもらいます。「気づき」は、コーチングにおいて、クライアントの目標達成の原動力でもあり立ち止まった際の振り返る原点でもあります。

特徴

コーチングの特徴は、「目標」から「目標達成のための具体的な行動計画」まで、すべてクライアントに決めてもらう点です。コーチングのセッションは、通常、コーチとクライアントの二名で、対話形式で行われます。コーチとの対話を通じて、クライアント自身に、どうなりたいのか、どう在りたいのか答えを導き出してもらいます。コーチは、あくまでもクライアントが能動的に、自主的に目標に向かって自ら行動できるように、対話や質問を通じてサポートしますコーチングでは基本的に、コーチがクライアントに具体的な目標の達成方法を教えたり、自分の価値観でアドバイスを行うことはありません。また、日常生活でコーチングを使うこともできます。自分自身への自問自答を繰り返し、セルフコーチングができるようになると、答えが導き出せず、悶々としていたことを解決できたり、自分の周りで叶えたい夢や達成したい目標があったり、課題を抱えている相手に、どうしたらいいか自分で考えさせたい場面で活用することができます。

効果

対話を通して気づきを得ることで、自分の価値観やビジョン、在り方が明確になります。悩みや迷いが少なくなり、不安が軽減または解消され、日常に活力が湧き、自主的に、いきいきと過ごせるようになります。その他にも、周囲の人との関係が良くなるという効果があります。